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脱気シーラーについて

脱気シーラーとは?
活用シーンや使用するメリット

脱気シーラーとは、包装資材(袋)の中に内容物を入れた後、袋の内部に存在する空気を抜き取り、その開口部を熱溶着で完全に密閉する機械のことです。主に、食品や工業製品などの品質を保ち、保存期間を延ばす目的で使用されています。
脱気がもたらす効果は多岐にわたります。最も多い目的は、袋内の空気を抜くことで酸素や水蒸気を減少させることです。酸素や水蒸気は、商品の酸化による劣化や変色、カビなどの繁殖を引き起こす原因となります。脱気シーラーで酸素や水蒸気を減らすことにより、これらの劣化要因が抑制され、製造時や充填時の鮮度や品質を長期間保つことができます。
保存目的以外にも活用されています。例えば、衣類や布団などの嵩張る製品を脱気包装することで、包装物の容積を大きく減らせます。これにより、保管場所の省スペース化や輸送効率の向上にも役立ちます。
また、輸送中に袋内で内容物が動いてしまう「中ズレ」は、製品の破損やパッケージの損傷につながる可能性がありますが、脱気によって袋と内容物が密着することで中ズレの防止にも効果を発揮します。
脱気シーラーとは?

「脱気」と「真空」の違いについて

脱気シーラーを語るうえで、「真空包装」との違いを理解することも大切です。両者は袋内の空気を抜くという共通の動作を行いますが、到達する空気の除去レベルに違いがあります。

脱気包装は、空気を一部だけ残すことを目的とした主にノズル式で行う包装方法です。空気を適度に抜くことで酸化を遅らせつつ袋内の膨張や収縮を防ぎ、製品の形状を維持することに優れています。

一方の真空包装は、袋内の空気を極限まで除去して「ほぼ真空状態」を作り出す主にチャンバー式で行う包装方法です。酸素を徹底的に排除することで微生物などの活動を抑制し、製品の鮮度や品質を長く保つことができます。

脱気シーラーの種類

脱気シーラーは、その動作原理によって大きく「ノズル式」と「チャンバー式」の二つに分類されます。どちらを選ぶかは、包装したい製品の種類、必要な真空度、予算、そして作業スペースなどによって決まります。

なお増井技研では、ノズル式の脱気シーラーを開発・提供しています。

ノズル式

ノズル式は、「脱気シーラー」の代名詞とも言える方式です。
袋の開口部に細いノズルを差し込み、袋の口をスポンジで押さえつけて密閉します。その後、ノズルと接続された真空ポンプで袋内の空気を吸い出します。空気を抜き終わった後にノズルを引き抜き、開口部をヒーターで熱溶着(シール)します。

チャンバー式

チャンバー式は、「真空包装機」の主流と言える方式です。
内容物を入れた袋を、ボックス状の「チャンバー」と呼ばれる空間の中にセットし、蓋を閉めます。機械を起動すると、チャンバー内全体が真空ポンプによって減圧されチャンバー内が真空状態になった後に、内蔵されたシールバーで袋の口を熱溶着します。

ノズル式とチャンバー式のメリット・デメリット・主な用途

  ノズル式 チャンバー式
メリット
  • 袋巾を満たしたシール長であれば内容物の大きさ・形状に制限がない(長尺・大型製品にも対応可)
  • チャンバーと比べ構造がシンプルなため軽量・コンパクトで比較的安価で導入しやすい
  • 袋内の空気だけを抜くため脱気時間が比較的短い
  • 袋の状態を見ながら脱気を終わらせるタイミングを操作できる
  • チャンバー内全体の空気を抜くため極めて高い真空度が得られる
  • チャンバー内の袋の内側と外側の圧力差がないため粉体・液体・水分の多い製品も吸いだされず安定して包装可能
  • チャンバーを閉じてスタートボタンを押せばシールまで自動で完了
デメリット
  • 袋口を押さえているスポンジの隙間から袋内に外気が入るため高い真空度は得にくい
  • 粉体・液体・水分の多い製品は真空ポンプへの吸い込み故障のリスクがあるため一般的には不向き
    *弊社ではイジェクター式で対応いたします。
  • ノズルを出す、シールバーを閉じるなど工程ごとにスイッチ操作が必要(一部自動が可能です)
  • 包装サイズに制限がある(チャンバー内に納まるサイズのみ)
  • チャンバーは強固な密閉構造が必要なため装置が大きく複雑で、高額になりやすい
  • チャンバー内全体の空気を抜くためノズル式より脱気時間が長くなる傾向がある
主な用途 半導体ウエハケース、精密機器、電子部品、工業用原材料、大型製品(ドラム缶の内袋、布団など)、形状を保ちたい変形しやすい製品など 食肉、魚介類、惣菜など、長期保存を目的とした食品関係など

ノズル式とチャンバー式の比較表

  ノズル式 チャンバー式
真空度 中程度 高い
サイズ・構造 コンパクト 大きく複雑
コスト 安い 高い
大型袋対応 可能 不向き
液体粉末対応 一般的には不向き
*弊社ではイジェクター式で対応いたします
可能

増井技研の脱気シーラーの強み

増井技研は、ノズル式の脱気シーラーにおいて、長年の経験と独自の技術を活かした製品開発に強みを持っています。

強み①

カスタマイズ

お客様の作業効率や品質へのこだわりなどのご要望にお応えできるよう、さまざまな機能を付加した製品を展開しています。また、設置現場の環境や使い勝手をお伺いし耐久性を向上させたり消耗品を簡単に交換できる仕様に変更したりと、メンテナンスを極力抑える製品へのカスタマイズも可能です。
さらに当社では、自動化のニーズに応えるために、省人化に貢献する自動ライン組込型のシーラーも展開しています。

強み②

安全性

作業者が安全に扱えるように、細やかな点まで配慮した製品を提供します。
安全性に関する施策は、作業現場の環境や包装の種類、さらにはお客様の方針などにより異なるため、優先事項をお伺いしたうえでご提案させていただきます。

強み③

品質の向上

お客様に長期にわたり安心してご使用いただけるよう、導入時には設置環境やご利用方法などをお伺いし、不具合発生のリスクを低減した最適な装置をご提案いたします。
また、過去に発生した不具合から得られた改善策を、新たな装置の設計・開発に反映するよう取り組んでおります。

増井技研の脱気シーラーの製品情報

増井技研では、お客様の作業環境やニーズに合わせて多様なラインナップを用意しています。ここでは、代表的な製品群を紹介します。

卓上型脱気シーラー

卓上型脱気シーラー(CS45シリーズ)

垂直架台型 脱気シーラー

垂直架台型 脱気シーラー(CS45-K、CS60-K、Ktシリーズ)

水平架台型脱気シーラー

水平架台型脱気シーラー(CS45-H、CS60-Hシリーズ)

オーダーメイドの脱気シーラーも提供できます

お客様が求める機能や用途を満たす、オーダーメイドの製品開発にも応じられます。仕様の決定から設計・製作、さらにはアフターフォローまで一貫して対応。
他社で断られた難度の高い仕様でも、長年蓄積した高い技術力で実現してまいります。

脱気シーラーについてのよくある質問

ワークが粉体や液体なのですが使用できますか?

粉体や液体の場合、装置や真空ポンプの中に粉が入らない様に注意する必要があります。
真空ポンプを使用せずにイジェクター式でご案内いたします。

シールを2列にしたいのですが…

同時に2列シールする装置や、1列を2回する方法もあります。

ゆるめの脱気をだれがしても同じしあがりにしたい。

圧力を測定し、設定した真空圧になると自動でシールできます。

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